infuse new breath TK x Amena NFT Project

infuse new breath

infuse new breathの物語は
あめなーさんの想いを映像化したものです

01 二次創作制作の目的

(NFT)Internet for Everyone[Stem2:Drums]※著作権許容範囲で二次創作が可能なデータ音源。
GMOアダムで落札前から二次創作を行うため、あめなーさんは数人のチームでイントロ部分を制作していました。
しかし、作詞・作曲・映像まで作ると作業量が膨大になるため、音源を落札するまで一時的に制作を断念。
それでも二次創作を完成させたい気持ちは、あめなーさんの中で強かったようで、参加するメンバーを探していた所を声をかけられました。

02 NFT二次創作をする理由

あめなーさんが創作活動をしたい理由として直接話がありました。
それは、外出が困難な持病がある少女がSNSを見ていた時、キーボードを弾く高校生の少年に恋をしたそうです。
二人は恋人になりましたが、病気で外に出る事が難しくSNSを通じての恋愛を続けているそうです。
あめなーさんから二人の若い恋人を応援してあげたいという強い想いを受けました。
二人のために制作したかった気持ちは、あめなーさんが医療に携わる仕事をしているため、人を助けたいと思う気持ちが大きかったように感じます。
その気持ちに答えるためにもNFTの幕開けに、想いや生きる希望にした作品を作りにしたいと思いました。

infuse new breath

Add Stem Gift by Tetsuya Komuro [for Stem2:Drums]
GMOを通じて音源が手元に来るのが数カ月先…
曲と歌詞が分からない所から映像のイメージを
膨らませるのが大変でした。

03 ネガティブワード・ポジティブワード

あめなーさんを通じてチームが結成。
映像・イラストは、あめなーさんの提案で、二人の恋人をテーマにした作品を依頼されました。それに合わせて夜明けの空を窓から見えるようにしたいと要望がありました。

悩んだ所は、病気のためインターネットでしか会った事がない恋人の部分です。
とても稀なケースで、楽しくデートをする事も出来ないため最初はネガティブな印象に見えました。
心の病をネガティブに捉えたアニメや音楽作品はありますが、病で苦しむ本人を目の前にすると道徳的に出来ません。病気や病院というネガティブなワードは避け、二人の気持ちが音楽で繋がれる前向きな作品にしたいと構想しました。
あめなーさんの想いを、みんなで応援している事を形にしたかったので、小室哲哉氏ファンクラブ「Fanicon」の掲示板を使いイラストを募集しました。数多くのご応募を頂き感謝します。

04 MVイメージ制作

あめなーさんに、10代にも人気があるリリック‐ビデオ(※歌詞の表示を主体とするミュージックビデオ)にする事を提案。
要望のあったビジュアルは2021年小室哲哉 Billboard Liveの大きい窓から六本木が見える風景が印象に残ったので、二人の恋人がいる架空の街を映像で表現したいと思いました。そこから夜明けから日が昇るイメージを思い描き映像に取り入れました。

Add Stem Gift by Tetsuya Komuro [for Stem2:Drums]GMOからの発送が何度も延期になりましたが、ようやく発送。到着後はすぐに曲の形が見える所まで制作が進みました。
しかし歌詞の制作が大幅に遅れていたため細かくイラストを内容に入れて作り込むのは時間的に難しくなりました。
個人的に小室哲哉氏は感情を音で表現する人だと感じていたので、空の表現を音の感情に合わせて、天気を変化さるようにして全体に組み込みました。(※天気の表現:悲しい時は雨、嬉しい時は虹)
常に架空の街があるのは遠くに居る二人がいつか見知らぬ街で出会って欲しいという願いが込められています。

infuse new breath

海外イラストレーター
写真加工が得意なメンバー
TVディレクター
他方面で活動しているクリエィターと
出会えたのが楽しかったです。

05 ミューティング(物語の提案1)

毎週1時間程チームで集まりミーティングがあり、音楽・作詞・ビジュアルと順番に制作報告をしました。
その中で「楽器を使う人は、自分で作った音楽を好きな人へプレゼントした事がありますか」と発言をした事がありあります。
各チームに聞きましたが、実際にそのケースがあって失敗や喜んでもらった事があったようです。
確認がとれたため恋愛に頑張る少女に少年が音楽を贈る事を提案しました。

06 目標10万回再生 (物語の提案2)

「10万回再生を目標にしたい!」あめなーさんから言われチーム内の目標が定められました。
最初はリリックビデオに多い同じ映像をループさせる事を考えていました。ループ映像は音楽的にもカッコ良くディスコ系には多く取り入れられていますが、一般の人が見ると飽きやすいデメリットがあるため何度も同じ映像を繰り返し見せる事は避け、見ている人の印象に残るような風景を入れる事で考えがまとまりました。
TM NETWORKのGet Wildをはじめ最近は新曲よりも80~90年代の曲が注目が集まり、90年代のドラマのように真剣に恋愛をしているドラマチックな物語になるように構想。
あめなーさんから転調させたいとミューティングで言っていたのを聞いて、最後に何か盛り上がるような工夫が出来るように目指しました。

infuse new breath

ラストに結婚式で行われるブーケセレモニーを取り入れ
未来に希望がある映像を制作
物語がハッピーエンドになったのが嬉しかったです。

※ブーケセレモニー
男性がプロポーズの際に、野に咲く花を摘んで花束にして、
女性に贈り女性はプロポーズのOKのしるしに
受け取った花束から 1輪を男性の胸に指したのがブートニアの由来

07 少年は少女のために「純潔」の証として音楽を作っている。

実は現実と少しリンクしている所ですが、恋愛をテーマにした時は、女性から誤解を受けやすい部分があります。少年の純粋(一途)な想いを表現したかったのでオープニングには、少年がネットを通じて自分が作った音楽を少女に送っています。
少女はその音楽を聴いた後、目の前が暗くなり不思議な街の夢を見ているようです。
この部分は作詞を担当しているメンバーにも伝え 今まで出会えなかった少年の気持ちを「純潔」な音楽を聞いた少女に伝わり、少年の気持ちが分かり夜空を見上げるシーンを作りました。
ラストシーンで白い花束を傍に置いているのは、ブーケセレモニーに因んでいつか少年の傍にある花束から 1輪を胸に指してくれる事を信じて、少女からのプロポーズの返事を待っているからです。

08 世界の中で起こっている事

制作時期はコロナの期であったため、リモートワークをはじめ同じ様にネットの中でしか交流が出来ない状況が続きました。
世界中でも同じような状況が続いて、二人のようにネットを通じて愛が芽生えた時に同じように白い花が届くようTVモニターには平和の象徴として世界中の花を映しています。

白い花の花言葉
白いバラ:『清純』『純潔』『無邪気』『相思相愛』『尊敬』『素朴』
白いカーネーション:『純粋な愛』『愛らしい』『純潔』『純粋な愛』
白いガーベラ:『希望』『律儀』
白いトルコキキョウ:『希望』『永遠の愛』

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